常盤湯

三重県名張市上本町11




 名張市は三重県とはいえ、大阪市内から電車で小1時間で行ける。新興住宅街のイメージがあるが古い町並みも残っている。
 駅から5分くらい歩くと勢いよく煙を出す煙突を発見。銭湯ファンとって興奮する瞬間だ。
 アーケードのある寂れた商店街に「常盤湯」がある。古風なレトロ銭湯で、「湯盤常」と右から書かれている。
 入っても小さな番台は無人。呼んでも店の人が来ないので脱衣を始める。脱衣場の床は大阪ではムシロを敷いているが、ここは板張りだ。卵形の籠があるのも 大阪では見られない。
 古い木製の、ガラス張りで中が見えるロッカーは三重県でよく見るタイプ。
 しばらくするとご主人らしいお爺さんがきてお金を払うが、何と280円という安さだった。
 浴室は大阪の標準的な銭湯の3分の1くらいの広さだが、薬風呂も設置されていて、快適な入浴だった。
 入口には「薬風呂でよく温もります」という看板が掲げられていて、レトロ銭湯でありながら経営努力されているのがよくわかった。



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