新木川温泉
大阪市淀川区木川東2-9-21 金曜定休

外観を見てまず驚く。戦前の木造校舎のような風格のある洋館で、青く塗られた壁が鮮やかだ。店の人にうかがったところ、昭和3年建築で、これは文化財の
美章園温泉や源ヶ橋温泉よりも古い。
内部は横長の脱衣場で、奥の横に浴室の入口がある、生野区の生澤温泉と酷似した造りである。脱
衣場の天井にはかつて大きなプロペラ扇風機があったようだが取り外されている。浴槽の数は意外と多く、サウナや露天風呂はないけど最近の銭湯と比べても見
劣らない。
目立つのは主浴槽にある棒状の超音波ジェットの出る装置であ
る。これはヘルスパーというもので、ご主人によると昭和48年に追加設置されたものである。神戸市にあるメーカーによるものだが、ほどなくその会社が潰れ
たので普及しなかったとのこと。
そのほかにも延寿湯温泉が用いられた薬湯などがある。浴室の天井も青く塗られ、なぜか気分が良くなる。
入口には昭和40年代の求人広告もあり、楽しみの多い銭湯である。