富岡温泉
徳島県阿南市富岡町西仲町391

スルッとKANSAI3dayチケットが余っているので、徳島県阿南市の銭湯に行ってきた。最近時々実践している、地方都市や郊外のレトロ銭湯を発掘す
る小旅行の一環だ。
難波から南海で和歌山港まで行き、フェリーで徳島港へ行って、バスとJRの「特急むろと」を乗り継いで5時間ほどで阿南に到着。「特急むろと」とは名
乗っているが、室戸岬へは終点からもだいぶ遠い。
阿南駅は新しくて立派だが、周辺の商店街は活気がない。地方都市はどこも商店街の活気がなくなっているものだが、ここは食事をする店もほとんど見当たら
なかった(土曜だからか?)。
駅から1qくらい離れたところに富岡温泉という銭湯がある。外観は改装されたのか、あまり古さは感じない。派手な看板があり、「掛け流しの風呂」と書い
ているので、番台のおばちゃんに天然温泉か、とたずねると、天然温泉ではないが井戸水を使っているとのこと。浴槽の湯は薄い色がついている感じだ。
入口から男女に分かれていて、下足室と同じ空間に番台・脱衣場がある京都風のレイアウトで、脱衣場も浴槽もレトロ感があってかなり狭い。この狭い脱衣場
の中に、設置式のサウナがある。
そして、浴室はレトロ銭湯の雰囲気があるのだが、絵やライトなどの壁飾りが多数設置され、懐メロ(「青い山脈」など)がピアノ演奏されたものが流れてい
て、本当に独特な雰囲気だ。意味不明な発光ダイオード式の数字を表示する機械とかもある。ここ阿南は、青色発光ダイオードの発明報酬でトラブルになってい
た日亜化学工業のある土地なので、それも関係あるのかもしれない。駅から銭湯ま
での間にも、「光の街阿南」という青色発光ダイオードの看板があった。不思議な装飾と音楽がまるで喫茶店のような雰囲気を醸し出している、他では味わえな
い独特の銭湯だった。
主浴槽は46℃くらいで熱いが。家庭風呂で言えば42℃に該当するとのこと。井戸水掛け流しの風呂が本当に気持ちいい。
列車の本数が異常に少なくて長湯できなかったのが残念だ。
なお、阿南へは大阪梅田や難波からバスで3時間前後で行ける。電車や船を乗り継いで行く必要はない。

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