整備・維持・保存....いろいろな意味が含まれる言葉です。 あくまでも基本に忠実に、そして確実な作業こそが当店の考えるメンテナンスです。

 例えば、車検整備。下の表はメンテナンスハウス オハラでの車検整備の主な作業項目です。作業内容は簡単な作業のようですが、そのバイクのコンディションをある程度のレベルで維持するために重要な作業だと思います。「車検でそんなことまでしなくても....」と思われるかもしれません。しかし、”オートバイは趣味の世界!”それだけにこだわりのある方は多いはず。そんなオーナーのために、細部にまで気を配って調整や給油をしたうえ、ブレーキ、アクセル、ハンドルなどを自分の好みに合わせるだけで、また違った世界が生まれます。整備の行き届いた、ご自身の体に合ったバイクで、新しい楽しみを見つけませんか。

※メンテナンスハウス オハラでの車検整備の主な作業項目です。
点検箇所 点検内容
ステムベアリング 点検または調整
ブレーキレバーピポット 給油(レバー脱着)
クラッチレバーピポット 給油(レバー脱着)
スロットルチューブ 給油
スロットルワイヤー 給油
クラッチワイヤー 給油
チョークワイヤー 給油
ブレーキキャリパー 清掃
ブレーキパッド 清掃・面取り
ブレーキパットグリス 給油
ブレーキフルード 交換
ホイール磨き 清掃
スイングアームピポット 点検または調整
ホイールベアリング 点検(ホイール脱着)
ホイールハブシール 給油(ホイール脱着)
タイヤエアー圧 点検・調整
フロントアクスルシャフト 給油
リヤアクスルシャフト 締付け
ドライブチェーン 清掃・給油・調整
ブレーキリンケージ 給油(脱着)
シフトリンケージ 給油(脱着)
ステップ 締付け
スタンド(サイド・センター) 締付け
Rサスペンションリンクボルト 締付け
エンジンマウントボルト 締付け
ガソリンタンク 内部点検
タンクキャップブリーザー 点検
電気系統 点検
バッテリー 充電
バッテリー液 点検・補充
バッテリー充電量 点検
エアークリーナー 清掃または交換
キャブレター水抜き  
キャブレター同調 調整
キャブレタースロー調整 調整
インテークマニホールド取付部 点検・締付け
マフラー取付ボルト・ナット 締付け
スパークプラグ 点検または交換
エンジンオイル 点検または交換
オイルフィルター 交換
クーラント 点検・補充
試乗確認  
洗車  
車検基本工賃・諸費用はこちらをご覧下さい。

 最初はただ乗るだけで楽しくても、乗り込むうちに「なんとなく物足りない....」と思われる方も多いことでしょう。メーカーが作りこんで送り出したものだけに、スタンダードならではの良さがあり、そう簡単に否定できるものではないのですが、逆にその優等生さが時には物足りなさとも映るもの。さらに、初めて乗る人から人生の大半をバイクと過ごした人まで、様々な人が乗ることを考えて作られているのも事実で、どうしても物足りなさや不満が出てくるでしょう。ポジションひとつとってみても、自分の体に合ったバイクとそうでないバイク、どちらに乗って楽しいかはあきらかです。あなたのお好きなメーカーのパーツやワンオフパーツで、”楽しみ”や”こだわりのかたち” をつくるお手伝いをいたします。

 スタンダードバイクは、そのバイクの持つ良さを最高の状態で楽しむために、カスタムバイクは、せっかく組んだパーツを無駄にしないために、そのバイクやパーツの持つ本当の魅力を引き出すために”バランスを取る(合わせる)”ことが大切だと思います。そのための作業がチューニングだと考えています。仕事上、同じ車種であっても、いろいろな状態のバイクに乗ることがありますし、ほとんど改造の出来ないノーマルクラスのレースに参加してチューニングの大切さをあらためて感じます。そしてなによりも、お客さまからのいろいろなお話の中からもそれは感じます。チューニングは特別なことではなく、すべてのバイクに必要な、そして重要な作業だと思います。

 今回は「フロントフォークのお話」と言っても伸減衰がどうとか、プリロードがどうのという調整などの難しい話じゃなくカンタンなお手入れの話です。皆さんは一日走り終えて帰ってきた後、サッとマシンの汚れを落としてますか?その時にフォークのインナーチューブの摺動部(上下動する部分)付近の汚れも拭き取って下さい。特に雨の時にはかならず行ってもらうとオイルシールの寿命もグッと延びます。あと、サビなどの発生にも気をつけて下さい。特に注意して欲しいのがトップブリッジからステアリングステムの間の部分で、全体がキレイでもここにサビのあるマシンが多くあります。ひどくなるとシール交換やオーバーホール時にインナーチューブの交換を余儀なくされ結構な出費になることもあります。ともかくサビは大敵です。あとしばらく乗っていなかったマシンを走らせる前にインナーチューブに薄く油分(出来ればダストシールを外してモリブテングリス・ラバーグリスなど)を塗布しゆっくり上下に数回ストロークさせた後、余った油分を拭き取ってからバイクに乗って下さい。長時間動いていないフォークはインナーチューブ表面の油分が無くなりオイル切れの状態、この状態で急に動かすとシールを痛めオイル漏れなどをおこしやすいので、この作業を行うことで未然にトラブルを防げると思います。当然、普段のメンテとして行ってもフォーク本来の性能を維持するのに有効な作業だと思います。いつもマシンを拭かれてる方はこれからも、何もされてない方はこれから、ぜひ行ってみて下さい。さて次回はどんな話をしましょうか?