KILLER PASS FILE SERIES

 
FILE #0   “理解しがたい悲惨な事件”への前文
 
犯罪心理学者として著名なコリン・ウィルソンは、犯罪を研究することの意義を以下のように説明していたように思う。
大量のフレミングの群れが海に向かって投身自殺をすることが、何らかの天変地異の前触れであるように、犯罪は社会の歪みや矛盾に適応できなくなった人間が起こす病理現象のひとつである。犯罪者は何らかの社会的な歪みを象徴しているのである。

筆者が原稿に向かう動機の多くは怒りである。怒りに任せて書き殴っているので、論理性に欠けることおびただしいが、21世紀のように緩みきった眠い時代に、それ相応の主張をするためには怒りというのは不可欠な要素だと思う。そして結局、物事を大きく動かす原動力は感情論でしかないとも思っている。筆者はラヴ ソングを尾崎豊以前・以後と考えているのだが、彼がラヴ ソングを歌う時の力の込め方は尋常ではなかった。今の時代にあって、人が何かを訴える時、伝えようとする時、あそこまで過剰にやらなければならないのか とそれは感動的ですらあった。

人は何故、犯罪に興味を示すのであろうか? そういった根源的な問いかけも含め、筆者も故尾崎豊に倣って、彼に負けない過剰さを抱きつつ本稿を書き進めたいと思う。
取り上げる事件は過去の有名なものからリアルタイムに起こったものまで様々であるが、基本的な概要は、ネットで検索すればいくらでも詳細を追えるだろう。筆者の意図するところは、こうした事件を通して現代社会の病理をあぶり出すことであり、同時に筆者の怒りの根源、その居心地の悪さを解析することである。

 
FILE #1   1936.05 東京都 尾久   阿部定情痴事件   2007/12/11
   

2007.08 愛知県

  名古屋千種女性拉致殺害事件   2008/01/11
   

2007.12 長崎県

  佐世保銃乱射事件    
             
             
 
FILE #2   1917.03 東京都 台東区   小口末吉の妻・矢作よね事件    
             
             
             
             
 
FILE #3   1938.05 岡山県   津山30人殺し都井睦雄事件    
             
             
             
 
FILE #4            
   

2006.08 福岡県

  中道大橋飲酒運転事故    
    1999.04 山口県   光市母子殺害事件    
             
 
 
 

 

 

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