Menuett ―メヌエット―

18




 予想に違わず・・・餅つき大会は大盛況であった。

 定刻の10時過ぎには金谷部長を始めとした上級生達も続々とやってきて、大会の運営をいろいろと手伝っ
てくれた。用意した100キログラムの餅米もあっという間に底をついてしまって、午後からは公園の敷地をほ
ぼ借り切っての大ドッチボール大会となった。1回生女子達のアイデアによるイチゴ大福も大好評である。地
域の児童会の子供達や、公園近辺に家を構える住人達も巻き込んで、皆大満足の一日を過ごす事が出来
た。地域の子供達だけではなく、そこに居を構える一般の人達とも気軽に交流を持つ事が出来る、これも、地
域に根ざした活動を営む我がクラブならではの大きな利点なのかもしれない。

 そんなこんなで夕方近くには後片付けも無事済んで、夕刻からは部員20数名ほどが集まって、近隣の居
酒屋で軽い打ち上げをする事になった。皆思い思いに、今日一日にあった出来事を語り合って、一次会が解
散となったのは夜の8時頃だったと思う。これからカラオケに行こうかと集う二次会参加メンバー達の間をぬっ
て、佳奈がさり気なく俺達の方へと寄ってきた。

「ね、あーちゃん、これから、ねーちゃん達と一緒にアイス食べに行こうか?」

 どうやら、佳奈達数人の女子グループは二次会カラオケ組とは袂を分かって、サテンにお茶を飲みに行くら
しい。

「行くっ、かーたんも一緒に行こっ」

 俺の手を引っ張る歩を、佳奈はゆっくりと諭しにかかる。

「かーちゃんは駄目なの。これから先輩のお兄さん達と大事なお付き合いがあるからね。それが終わるまで、
あーちゃんはねーちゃん達と一緒に待っておこうよ」

(おい、佳奈・・・お前、一体、何を云い出すんだよ・・・)

 断じて俺は、この後カラオケに行きたい訳ではない。このまま真っ直ぐ家に帰って、歩と2人でゆっくりと温
かい風呂にでも浸かりたいとそう思っていたのに・・・

 そう云って俺が反論するより先に、俺の側に立っていた堀内が、歩に向かってにっこりと微笑んだ。

「ちょっと、かーちゃんを借りるよ。後でちゃんと、あーちゃんのところに迎えに行ってあげるからね」
「うんっ」

 どうやら、歩は、堀内に対しては馬鹿がつくほど素直らしい。それから、俺に向かって

「先輩、行きますよ」
「え?」

 俺がキョトンとした顔をしていると、堀内は俺の耳元に口を寄せて小声で囁いた。

(まさか・・・先輩、さっきの約束を忘れた訳ではありませんよね・・・)

 その言葉で思い出す。

 そうだ、大会が終わった後に、堀内の話を聞くという約束をしていたのだ。だから、佳奈は俺から歩を引き剥
がしにかかっていたのか・・・それにしても、こいつら、いつからこんなスクラムを組むような関係になったん
だ?佳奈と堀内の間に息づく「あ、うん」の呼吸に何となく不快なものを感じてしまう。そう思いながらも、促さ
れるまま、俺は素直に堀内の後に付いていった。



 途中まではカラオケ二次会組の後ろにくっついて歩いていたものの、ずっとこのままという訳には行くまい。
一体どうするのかと堀内の背中を見つめ続けていると、商店街を抜けたところで、急に堀内の体が左に曲が
った。慌てて走り寄った俺が距離を縮めて、それで、ようやく二人きりとなった。一体、これから、俺を連れて、
堀内はどこに行こうとしているのか・・・疑問に思いながらついていくと、昼間餅つき大会を行った公園へと再
び辿り着いた。

 夜の公園は、人影もまばらで閑散としている。その公園にそっと足を差し入れると、身近にあった歩道脇の
ベンチに俺は黙って腰を下ろした。その俺の正面に少し距離を空けて、堀内は両手をポケットに差し入れた姿
勢のまま、俺と向かい合わせに突っ立っている。

 冬にしては暖かな夜だった。

 冴え冴えとした冬の空高くに光り輝く月が、俺の足元へと続く堀内の長い影を色濃く映し出している。その
影をぼんやりと見つめながら、俺は口を開いた。

「で、話って?」

 云いながら、まともに堀内の顔を見る事が出来ない。こんな場所で改めて2人っきりになるなんて・・・全く考
えてもいなかった。恋人同士の逢瀬じゃあるまいし、変に堀内を意識してしまう自分を苦々しく思う。逆に堀内
の冷静さが、とても恨めしく思えた。

「・・・・・・・・」

 堀内は何も答えない。

 ただ、その視線だけは、痛いほど自分を捉えている事が分かる。穴が開くのではないかと思われるほど堀
内はじっと俺を見つめている――

「何?」

 耐え切れなくなった俺は、とうとう顔を上げた。

 俺の紅潮している顔の少し潤んだ瞳と堀内の視線とが真っ向からぶつかり合う。

 その堀内に瞳の持つ強い意思に、俺の心は一瞬にして絡めとられてしまった。

 目は口ほどにモノを云う――

 その言葉どおり、堀内の瞳は何一つ言葉を発することなく、堀内の想いの全てを俺へと雄弁に語ってくれて
いたのである。

 俺が必要なのだと――

「・・・・・・・」

 ゆっくりと堀内が言葉を紡いだ。

「先輩・・・俺、分かったんですよ」

 じっと見つめ続けていると、堀内の瞳の中に映る月が揺らぐ。

「俺、先輩の事を好きだけれども、先輩のどこに惹かれたのか自分でも分からないって、前に先輩に云った事
がありますよね」
「ああ」

 確かにそう云った。自分でも俺のどこに惹かれるのかよく分からないと――そして、それが分かるまでは、も
う二度と俺に手は出さないと、確かに堀内はそう云った。

「それが――」

 どうしたのかと、俺が言葉を発する前に、堀内に牽制された。

「くどいようだけど、俺、今でも先輩の事が好きです」

 真摯な愛の告白――あの夜とは明らかに違う――何かがふっきっれたように、清清しく、澄み渡った堀内の
視線が真っ直ぐに俺の顔を見ている。

「先輩は、自分で自分の魅力を全然分かっていないでしょう?」

 愛しさをたたえた瞳で堀内は、そう俺に問いかけてくる。

「そんなのある訳ないじゃん」

 正直、それが俺の本音だった。自分で自分を卑下している訳ではないけれども、世間一般的に云って十分
に美男子で通る堀内を惹きつける何かが自分の中にあるなんて・・・俺には到底信じられなかった。

 なのに、堀内は笑う。

「それはねぇ、先輩の『強さ』なんですよ」

 え?という顔をして、俺は堀内を見た。そんな俺の驚きなど一向に介さず、堀内は話を続ける。

「俺はさぁ、こんな図体だけはやたらとでっかくて、自分の周囲に対して、いつも虚勢ばっかり張っている嫌な
男だけど、その実、自分でもびっくりしてしまうほどに――心は卑小で脆い人間なんだ。自分の大切に想う人
を手に入れるのにあんな卑怯な手段を使うくらいにね」
「・・・・・・・」

 あの夜の強姦行為の事を云っているのだ・・・俺は黙って先を促す。

「前にも先輩に云った事があると思うんですけど・・・俺、妾の子なんですよ。今の家――堀内の家の子供に
なったのは俺が5つの時だったかな・・・それまでは、俺、水商売をしていた母の元で二人っきりで暮らしてい
たんですよ」

 どこか遠い目をした堀内が自分の子供時代を語る。俺が知りたかった堀内の過去の話――

「幸せだった――父親が居ない寂しさはあったけれども、母は水商売なんかしている割には、意外と堅実で
真面目な人間だった。その母が一人でがむしゃらに働いて、一生懸命に俺を育ててくれた。金銭的には決し
て恵まれた家庭ではなかったけれども、あの頃の俺は母の愛に満たされていた。なのに――」

 堀内の顔が苦しげに歪む。

「なのに――母は俺を捨てたんだ。俺が5つの時、俺は生まれて初めて自分の父親と名乗る男に会った。堀
内財閥の総帥者である父に――5年だぜ、5年――父は母と俺の存在を知りながらも、その間、ずっと俺達
親子の事を無視し続けてきた。それが、自分の本妻に娘しか授からず、しかもその本妻がもう二度と子供の
生めない体だと宣告された時・・・迷わず俺を迎えに来た。堀内の家の後継者として俺を育てる為に・・・自分
に直結した血が欲しいが為に・・・結局、俺は、父にとって、ただの道具でしかなかったんだ・・・」
「・・・・・・」

 一体何と云って言葉をかけてあげたらいいのか――俺には、堀内の胸の苦しみが痛いほど分かる・・・

「母は・・・俺を愛してくれていたはずの母は、すんなりと父に俺を渡した。許せなかった――裏切られたような
気がして・・・ずっと、ずっと母を恨んで生きてきた。堀内の家に行っても、やっぱり俺は厄介者でしかなく
て・・・しかも、目の上に出来たたんこぶのようなものでしかなかった。義母には散々嫌味を云われ、周りの人
間は妾の子だというだけで俺を激しく蔑む。心をズタズタに切り裂かれて・・・俺は狂ってしまうかとも思った
よ。でも、母は・・・俺を愛してくれていたはずの母は・・・一度も俺に会いに来る事はなかった。悲しかった―
―寂しくて苦しくて・・・この広い世の中にたった一人宙ぶらりんの状態で放り出されたみたいで・・・とても不
安だった。足が地に付かない、もがこうにももがけない、必死になって何かに縋りつこうとしても何も掴めない
――そんなもどかしさの中で、疲れ果てて・・・俺はやがて耐える事を覚えた。まだ十にもならないガキがだ
ぜ?自分の感情を押し殺して・・・じっと息を潜めて生きていく事を覚えた・・・」
「・・・堀内・・・」

 声が震えている――あの気丈な堀内が泣いているのか・・・?

「・・・先輩に出会うまで、俺の心はとても荒んでいた。ひどく荒れていて、誰もそんな俺の心には近づけたくは
なかった。分かってもらおうとも思わなかった。同情も、もちろんされたくなかった・・・でも、先輩に出会ってか
ら・・・俺はそんな自分自身の感情を無視できなくなった。先輩の笑顔が・・・先輩があいつを構っている姿を見
ると、俺は嫌でも思い出してしまうんだよ・・・母の事を・・・俺を捨てたあいつの優しい笑顔を・・・」

 苦しそうに顔を覆う。背中を曲げたその姿が傷付けられた小さな子供のように痛々しくて、俺は思わず立ち
上がって、堀内の両肩に優しく手をかけていた。

「堀内・・・」

 小刻みに震える体が、堀内に心に根付く傷の深さを語っている。俺が思っていた以上に、こいつの心の傷
はずっと根深いのかもしれない。傷ついた大きな子供――

「先輩にあんな事をしたのは、もしかしたら、母に仕返しをしたかったからなのかもしれない・・・全くお門違い
な事だと、自分でもうすうす分かっていた事だけれども・・・でも、止められなかった。そんな卑怯な真似をして
自分を満足させようだなんて・・・それは間違いなく俺の心の弱さだと思う。でも、そんな事をしても、俺の心は
全く晴れなかった。あんな仕打ちをされた先輩よりも、むしろ自分の方が強く打ちのめされたような気がし
て・・・俺はまた余計に自分の心の弱さを思い知らされた・・・」
「堀内・・・もう、いいから――」
 
 自分自身が語る言葉で自らの心を傷つける――堀内の今の告白はまさにそれだ。

「先輩は・・・先輩は強い人ですよね・・・俺にあんなにひどい事をされたというのに・・・先輩の心は真っ直ぐの
ままだ・・・その若さであんなに小さい子を背負わされても気丈に笑っていられる。俺にはない・・・そんな先輩
の強さに俺は惹かれたんです」

 堀内のひたむきな視線が、真っ直ぐに俺を捉えていた。愛しさと憧れと――優しさをたたえた堀内の真摯な
瞳――吸い込まれそうなほど綺麗に深く澄んだ瞳がじっと俺を見つめている。

「・・・俺」

 堀内の気持ちに・・・俺は一体何と云って答えてやったら良いのだろう・・・その瞳に見つめられて、俺の心は
こんなにも歓喜に打ち震えていると云うのに、それを上手く言葉で言い表す事が出来ない。堀内にそんな自
分自身の気持ちを伝えたいのに、俺はその術を持たない。俺は、俺は――

 思うより先に、俺の体の方が動いていた。

 堀内の広い胸に俺は自分から身を預ける。

「――先輩?」

 俺の突然の行動に堀内は目を瞬かせて応じた。困惑しながらも、ゆっくりと俺の体を抱きしめてくれる。

「堀内・・・」

 その堀内の胸の温もりが温かくて・・・心地良くて・・・俺はそっと目を閉じてその温もりに溺れてみる。じっと
息を凝らしていると、規則正しい堀内の胸の鼓動が俺を安息の域へと誘ってくれた。

「俺・・・」

 熱に浮かされたように俺は呟いていた。

「俺、お前が思っているほど、強い人間なんかじゃない。お前と同じ――ずっと虚勢を張って生きてきた――
弱い人間なんだ」
「先輩・・・」

 俺を抱く堀内の腕に強い力がこもる。

「こんな風に・・・誰かに抱きしめてもらいたいって・・・本当はずっとそう思っていた。誰かに縋って、誰かに頼
って生きていけたら、きっと今よりは楽になれるだろうなって・・・本当はずっとそう思って生きてきた・・・」
「・・・・・・・」
「なあ、堀内、知っている?人間って、一度他人に甘える事を覚えてしまうと、それで脆くなってしまう。その心
地良さを覚えてしまうとそれが忘れられなくなる。一度誰かに縋ってしまうと、その人と離れられなくなる。も
し、その人が自分の側から離れたいと願ったとしても、それを笑って許してあげられるほど俺は寛容な人間じ
ゃない・・・信じて傷付けられて、最後に自分が泣くぐらいだったら、初めから誰も信じなければいい。誰も好き
になったりしなければいい――ずっとそう思って生きてきた・・・それほど・・・俺は心の弱い人間なんだ・・・」

 俺の言葉に堀内は答える。

「離れなければいいじゃん」
「!?」
「ずっと一緒に居ればいいじゃん。たとえ、離れたいと云われても、俺は絶対に先輩の手を離したりはしない
――先輩が願うというのなら・・・俺は、先輩に――未来永劫を誓うよ?」
「――――」

 驚きに、俺の目が大きく見開かれた。ずっとずっと誰かに云ってもらいたかった言葉――ずっとずっと俺が欲
しがっていた言葉――その言葉が今、堀内の言葉となって俺の心にすとんと落ちてきた。荒涼たる砂漠の大
地に水が染み渡っていくように、ゆっくり、ゆっくりと俺の心を満たしていく。

「堀内――」

 目の前に立つ男の名前を、もう一度呟いてみる。その声に応えるように、堀内は俺の体を再び強く抱いた。

 この心地良い腕の温もりに中に俺は居てもいいの・・・?

 抱きしめた俺の耳元で堀内は優しく囁く。

「先輩は――先輩は俺の事が嫌いですか?」

 卑怯だと思う。こんな温もりで包み込んで俺を酔わせておいて・・・こんな状態で嫌いと云える訳がない。む
しろ――

 自分を抱く堀内の腕を、俺は力を込めて掴んだ。

「嫌いな訳ない・・・」

 こんなにも心地良く安心出来る場所を、俺は他には知らない。この温もりを拒絶出来るほど、俺は強い人間
ではない――

「じゃあ、俺の事を受け入れてくれるんですね」

 小さくこくりと頷く。そんな俺の顔を見て、堀内は目を細めて笑った。

「側に居させてください・・・俺、ずっとずっと先輩の側に居たい――先輩の事をもっともっと理解して、もっとも
っと好きになりたい」
「嫌いになるかもしれないぜ」

 俺が茶化してそう云うと、堀内は軽く目だけで笑った。

「それは、絶対にありませんって――云ったでしょ、俺、先輩には未来永劫を誓うって」

 そう云って、はにかみながら笑う堀内を・・・心から愛しいと思った。

「そろそろ行きましょうか」

 差し出された手を強く握り締めたこの瞬間に、俺の運命は決まっていたのかもしれない。

 この男と側に居たいと

 堀内の心の支えになりたいと

 俺よりも遥かに逞しく大きなこの男の事を守ってやりたいと――そう思った。

 誰よりも繊細で、傷つきやすく、子供のように真っ直ぐな脆い心を包み込んでやりたいと思った。

 こんな俺の心で――その傷が癒されるというのなら――

 繋ぎあった手をそっと握り返す。

 こんなありふれた心の温もりに俺は飢えていたのかもしれない。ほんの少し、勇気を出して手を伸ばせば、
すぐ届く温もりだったのに――それを躊躇うほど、俺は勇気のない人間だった。

 でも――

 堀内と一緒なら――きっと前へ行ける。

 ふと夜空を見上げると、白い粉状のものがフワフワと舞ってきた。

「――雪・・・?」

 今年一番の初雪だ。

 細かいパウダー状の雪が夜の静寂にそっと滑り落ちていく。無風状態といっていいほど、風が凪いだ状態
であったので、ふわりと辺りに白い花びらが舞っているようにも見えた。

「このまま積もってくれたら、あーちゃん、喜ぶだろうなあ」

 何気なく呟いた俺の言葉に堀内が頷く。

 そう、歩もまた堀内と同種の傷を持つ人間なのだ。自分を生んだ母親と生き別れとなってしまった――心に
傷を持つ子供――その心の傷が必要以上に歩を苦しめる事がないよう、俺がしっかりと見守っていてやろう。
堀内が居るから――俺の側には堀内が居るから――俺には分からない歩の気持ちも、この男ならきっと分か
ってくれるであろう。過去の自分を創り出さぬ為に、また、その過去を乗り越えていく為に――堀内なら、きっ
と歩の心の支えになってくれるであろう。

そうなる事を願って――

「・・・・・・」
「行こう、先輩」

そう促す堀内に俺は静かに微笑んだ。

1人より2人

2人より3人

あーちゃん、『家族』が出来たよ――

Fin


あとがき

 長い間、おつきあいありがとうございました。初めてのサイト開設、初めての大長編
小説と云う事で・・・この作品は私にとっても非常に印象深い作品となりました。書き
手として、読み手に伝えたい事をうまく盛り込む事が出来たのかどうか・・・まだまだ
課題が残るところですが、拙いながらも、一応最後まで書き上げる事が出来ました。
この根性だけは自分でも褒めてあげたい・・・(笑)文章経験が非常に浅い私なので、
不適切な表現など多々あったとは思いますが、寛大な目で見逃していただけたら幸
いです。
 さて、このお話、一応シリーズモノと銘打っておりますので、当然の事ながら、この
先も続きます。次回は、これから数ヵ月後先のお話、4月になって進級した翔と堀内
が、本当の意味で(勘の鋭い読者の方は、この言葉が何を意味するかお分かりです
よね?)結ばれるお話です。順調にアネキが書きあがったら、2ヵ月後――よろしけ
れば、また是非お付き合いくださいませ。
 律儀にここまで読んでくださった読者の方、本当にありがとうございました。

2004年4月22日UP




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