へ ん な 曲 名





クラシックの曲名は、歌の曲を除いて、味気ないのが多いです。

例えば、
「交響曲第1番」「交響曲第2番」「ピアノ三重奏曲第1番」
「弦楽四重奏曲第3番」「フルート協奏曲第1番」「ピアノソナタ第12番」など。
演奏形態や形式の名前が、そのまま曲名となっています。

こんな、わかりにくい、小難しい曲名は、19世紀半ばから、流行らなくなり、 作曲家は、自分の作品に「題名」をつけ始めました。


例えば、
ベルリオーズ(1803〜69フランスの作曲家)
   ・幻想交響曲
   ・葬送と勝利の交響曲

リスト(1811〜86ハンガリーの作曲家)
   ・革命交響曲
   ・ダンテ交響曲




ところが・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

へんな題名をつける、このふたり。


エリック・サティ(1866〜1925フランス)

見るからに、変人そうなサティの作った、へんな曲名の数々。


♪ 「犬のための本当のしまりのない前奏曲」
♪ 「ひからびた胎児」
♪ 「梨の形をした3つの小品」
♪ 「逃げだしたくなる3つの歌」
♪ 「斜めに踊る3つの踊り」
♪ 「おかしな美女」



(アンタのほうがおかしいわい!<著者)




もうひとり、へんな人。


ジョン・ケージ(1912〜1992アメリカ)

この人は、曲名もすごいが、曲を演奏するにあたっての注釈がわけわからない。
(     )内は、作曲者自身によって指定された、演奏方法。


♪ 「18回目の春を迎えたすばらしい未亡人」
   (声と、フタを閉じたピアノをゲンコツでたたく)

♪ 「架空の風景 第1」
 (可変速ターンテーブル、周波数レコード、
  音のしないピアノ、シンバルで演奏すること)

♪ 「4分33秒」
 (いかなる楽器で演奏してもよい。ただし音は出さない。
  演奏者はストップウォッチで4分33秒を計り、演奏を終わること)

♪ 「架空の風景 第4」
 (12台のラジオで演奏する。占いによって決定された
  方法で、12台のラジオのダイヤルを合わせ、音を混合する)

♪ 「0分00秒」
 (ひとりの演奏者が、どんな形で何をやってもよい)



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ちなみに、最後の「0分00秒」は、
音楽辞典によれば、「1962年、東京で初演」 となっていました。
ギャグちゃうねんから・・・・・・・。    





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